根本的解決の重要性。中性脂肪と尿酸の巻。
この4年間、ずっと不安で悩まされ続けた「中性脂肪」と「尿酸」の基準値超過問題が劇的に改善したので参考までにメモしておきます。
同じ悩みを持つ誰かの応援につながることを願って。
さてさて、体調に異変が見つかると、すぐに薬に頼ってしまう自分がいます。
長引くのは嫌だし、生産性も落ちるからね。
でも、最近恐いと思うのは、信頼できる病院や医者になかなか出会えないこと。
良い先生かと思って好意を持って通院していたら、最近やたらに処方される薬が多い。
これって、バックマージンとか発生してる?とか、やたら勘ぐってしまう。
そのせいもあって、「薬に頼る前に生活習慣改善しろ!」って叱ってくれる先生だと、妙に信頼感が高くなる。
確かに、患う病気にもよるのだけれど、薬は基本的に対処療法なので、身体の中で起きている不具合に目を向けないと、いつまでも良くならない。薬で一時的に改善しても、根本的問題解決になってないから、また同じ不具合が出る。イタチごっこ。
でも、そんな中で血液検査の数値見て、関係性をバチッと見出して、フィッシュボーン分析じゃないけど、「根本的原因はコレだっ!薬飲む前に生活改善しろ!」って言ってくれると素直に嬉しい。
そんな話はおいておいて、
4月になると、企業人にとっての毎年恒例イベント「健康診断」がありますよね。
私、特に肥満体質でもなく、むしろ痩せ形なのですが、この4年間、「中性脂肪」と「尿酸」の基準値超過に悩まされていました。
最初は、健康診断前日に食べた食事内容が良くなかったんだろうと、気にもとめていませんでした。
でも、4年連続で数値が高く基準オーバー。再検査を求められるようになると、さすがに「不安」の二文字が頭をよぎります。
参考までに以下が私の検査数値です。
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尿酸(2.1-7.0) 中性脂肪(40~149)
2013年5月 7.7 -
2014年5月 8.0 -
2015年5月 8.2 -
2016年1月 7.4 163
2016年6月 7.1 104
2017年2月 4.6 62
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尿酸は2015年をピークに7.0付近で高止まり。2017年2月に基準値内まで回復。
中性脂肪は2016年1月をピークに減少傾向。2017年2月にようやく基準値内まで回復。
ちょっと待った。
そもそも、尿酸と中性脂肪って何なの?
<尿酸とは>
尿酸とは、細胞やエネルギー代謝の過程で出るゴミにあたるものを指します。ですので、常に体内に生成されていきます。健康な状態ですと、血液を流れて後、尿、便、汗などで排出されていきます。
しかし、何らかの原因により、排泄と生成のバランスが崩れ、体内に尿酸が増えると、尿酸値の値が高いと言われる状態(高尿酸血症)になります。つまり血の中のゴミの密度が上がっているということでもあります。
<尿酸値が高いと>
尿酸値が高い、といわれる尿酸の基準値は、7.0mg/dlです。7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。なぜこの数値が基準なのか、というと、尿酸値が7.0mg/dlを超えてくると、血液中で尿酸の結晶化がはじまるからです。(結晶化については後ほど解説していきます)
尿酸=代謝の過程で出るゴミとのこと。
そして、尿酸値が高くなる原因は「排泄と生成のバランスが崩れる」ことでゴミが蓄積されることのようです。
尿酸値を改善するには、このゴミを減らせば良いってことですよね。
- 尿酸を生成する食べ物を摂取しない。(食事療法)
- 体内で尿酸を生成させない。(薬物療法)
- 排泄と生成のバランスを改善する。
この中で上の2つが一般的ですが、3番目の手法はあまり聞かないんじゃないですかね。
私はこの3つ目の方法で改善しました。
では、次に中性脂肪。
<中性脂肪とは>
中性脂肪、別名「トリグリセリド」は人体のエネルギー源です。食事で摂取したエネルギーが消費しきれずに余ってしまうと、余った分は肝臓において中性脂肪に合成され、肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。飢餓に備える働きです。脂肪分だけでなく、炭水化物を多く摂って血糖値が高くなった場合や、アルコール摂取(飲酒)をした場合にも蓄えられやすくなります。
蓄えられた中性脂肪は、食事量が減る・有酸素運動を行うなどによってエネルギーが不足した際に、「リパーゼ」という酵素によってグリセロール(グリセリン)と遊離脂肪酸(FFA)に分解されます。グリセロールとFFAが活動の燃料となり、体内のエネルギー代謝システムによって体に供給されます。
エネルギー消費と摂取カロリーが釣り合っていれば中性脂肪は蓄えられないと考えてよいでしょう。
<中性脂肪が高いと>
もっとも大きな理由は、血中の中性脂肪が多いと動脈硬化が起こり、心臓や脳への取り返しのつかないリスクが生じてしまうからです。中性脂肪が高くなると、血液中の善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減少してしまい、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加してしまいます。中性脂肪や悪玉コレステロールは、血管にへばり付いて、血液の流れを阻害して動脈硬化を進行させます。
そして、
中性脂肪は肝臓で合成されますが、中性脂肪が多くなると脂肪肝、いわゆるフォアグラのような状態になっていきます。こうなると肝臓の機能(肝機能)が低下し、肝硬変や肝臓がんに移行する可能性が高くなります。
中性脂肪=摂取エネルギーから消費エネルギーを引いて余ったもの。
では、摂取と消費のバランスを改善すれば中性脂肪は改善するってこと。
中性脂肪が増加する主な原因としては、
- 食べ過ぎ。(摂取カロリー多い)
- 運動不足。(消費カロリー少ない)
私の場合、遅い帰宅後に夕飯を食べ、そのまま子供の寝かしつけで寝落ちするパターンが何年も続いてしまっていたので、「食べて、すぐ寝る」が一番大きな問題だったようです。なので、上の2つに加えるとすると、
3.食べて、すぐ寝る。(カロリー消費する前に肝臓で貯蔵)
この3の習慣をやめることで改善しました。
最後にまとめ。
私が実行した数値改善の方法は、
<尿酸>
目的:排泄と生成のバランスを改善する。
方法:毎日2Lの水を飲む。
<中性脂肪>
目的:食べて寝落ちしない。
方法:就寝3時間前には食事を終える。
これだけです。
以上。
アナログとデジタルについての考察
焚き火って良いよ。
薪木をくべて、種火付けて、ジッとまつ。やがて、橙色の炎が舞う。
炎の暖かさ、薪木の香り、メラメラと燃える音。
炎を見ているだけで、薪木をくべるだけで時間が経つ。時間を忘れる。
そんな焚き火をしながら考えた。
こんな体験、バーチャルじゃ出来ないだろうな。
というわけで、その時考えた仮説というか、考察というか。
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自然界 or 現実の事象(real) : 人間が作り出せない(完全な再現)
非現実の事象(Virtual): 人間が作り出せる
Virtual=自然界の事象ですら完全再現できない未熟な人間が作り出す世界
バーチャルリアリティのメリットは、デジタルが作り出す世界においていろんな経験ができること。脳内経験を積むことができる。しかも、低コスト(費用、時間)で多くの経験ができる。
では、それらの脳内経験は、我々が日頃過ごしている三次元の物質空間において通用するのか?
現実では、「予期せぬ」出来事が発生することが日常茶飯事。バーチャルの世界において、この「予期せぬ」出来事を完全再現することは難しい。
しかも、現実経験と同じレベルで五感をフルに刺激するような情報量を用意することは難しい。
なぜなら、人間は自然界を完全再現することができないから。
現実でこの予期せぬ出来事が起きた時、バーチャルでの脳内経験豊富は人々はうまく対処することができるのだろうか?
脳内経験において「予期せぬ」出来事を全て経験しているのなら対処可能だろう。「予期せぬ」出来事がデータベース化されており、適宜バーチャルで経験できるようになっていれば。
言えることは一つ。
「生きる」ことは用意周到された世界で生きるということではない。
ブログのコンセプト
ブログを始めるにあたり、誰に対してどんな内容を発信していくのか、今後の自分への指針としてここに書き記しておこうと思う。
[ブログをはじめるきっかけ]
- インプットばかりではなく、そろそろアウトプットもしていかなければ。
- 「書く」という行為を自分なりに体系化するためのトレーニングをしたい。
- 言葉を選び、相手に伝わりやすい文章を書くトレーニングをしたい。
- 自分が興味を持ち、得た情報が誰かの役に立てれば良いと思った。
(僕自身も困ったとき誰かのブログに助けてもらってるので。)
[書く内容]
興味を持ち、得た情報を自分なりに解釈して伝えます。
[興味のあること]
- アウトドア
- デザイン
- リサーチ
- Apple製品全般
[誰を振り向かせたい?]
私と似たようなアンテナを持った老若男女の方々
以上。
2016/11/09
アメリカ大統領選でトランプ氏の当選がほぼ決定という15:00に投稿。